peopleinterview07
理想を追い求め課題を解決する提案で、社会に役立つ製品をカタチにする。
- S.Y.
- 技術企画部技術企画一課所属
- 2009年入社
- 電気科卒

入社動機
学生時代、就職先を選ぶにあたり様々な企業を見ている中で星和電機を調べると、上場企業であり官公庁向けの事業を生業にしていることがわかり、ここなら企業自体が安定していて安心感があるので当社を選びました。今思えば、割と安易な考えで入社試験を受けたと思います。そして無事試験に合格し、入社を決意しました。
現在の仕事内容
現在は東京支社に勤務しており、技術企画業務に従事しています。技術企画部では、道路管理者・施工業者・設計コンサルタントなど、各分野のお客様に向けた提案業務や新規技術の検討、新規商品企画の立案などを行っています。現在は営業技術の立場ですが、入社当時は品質管理部門で、現地での不具合修繕業務などを行っていました。4年目からは官公庁向け照明設備などの技術・設計業務に従事し、新規製品の技術提案業務を行いました。そして、8年目には大型物件プロジェクトのリーダーに任命されました。

チャレンジエピソード
先述のリーダーに任命されたときは、大きなチャレンジでした。関西の2府3県を走る高速道路などを含む大型物件において、社内の事業部を跨ぐプロジェクトが発起されました。当時、官公庁向け照明設備のシステム設計に従事していたのですが、突然、初めてリーダーを任せられることに。ここからが大変でした。通常業務に加え、プロジェクトのリーダーとしての業務もあり、無線通信を活用した新たなトンネル照明や、防災システムを納入するための仕様決定、技術を成立させるための現地対応など、次々に困難な課題が出てきました。そのたびに、その分野の社内のプロフェッショナルの協力を得て、解決の糸口を見つけていきました。この時はさすがにヘトヘトになりましたが、苦労した分、喜びも大きかったです。無事に納入でき、成功を収めたと思っています。

入社後に感じたギャップ
学生のころに漠然と思い描いていた社会人像とのギャップがありました。社会人は、自分の担当業務を自分ひとりでこなすものであり、何かあればひとりで解決していくというイメージを持っていました。ところが、入社後の研修で少し違う印象を持ち、いざ実務が始まると、まったく違うことに気づきました。問題や課題、困難な事象が発生した時は、皆で解決する。その結束力や団結力、課題改善に向けたパワーが、星和電機にはあります。
仕事のやりがい
自社製品を日常生活の中で見かけたときは、うれしいものです。特に関わった工事区間を車で移動したり、企画段階から携わった製品が動いているのを見たりすると、その喜びもひとしおです。また、メーカーの視点だけでなく、情報板を見た際に「この区間が今渋滞している」「あと何分ぐらいかかりそうだ」「この先故障車があるから慎重に運転しよう」など、自分自身も利用者になれるため、世の中の役に立っていることをわかりやすく実感できるのもやりがいになります。

自身が成長したと感じる点
発想力。自分自身が一番成長しているのはここだと感じています。私は、アイデアを生み出す能力が非常に重要だと考えています。特にこの力を伸ばせるのが、大型案件への参加だと思います。もちろん日常業務でも養えるのですが、大型案件には様々な視点からの課題が数多くあります。アイデアは課題の数だけ必要になります。課題を見つけ、それに対してこうあるべきといった理想の姿を想定する。その姿に向けて何をすべきかを考えるためにアイデアを出す。そして、そのアイデアを実現するために何をすべきかを考え、実行していく。課題の数だけ、その鍛錬ができるのです。入社して間もないころはその機会が少ないかもしれませんが、星和電機は若手の頃からチャレンジさせてもらえ、そのチャレンジを支える環境があると思います。これからも大型案件を任せてもらえる人材であり続けるために、自己研鑽を惜しまず成長していければと考えています。
今後の目標
世の中に役立つ商品、売れる商品を企画し、納入し続けることです。自動運転など、星和電機が生業にする市場に変革があり、その流れに遅れを取らず、技術面でリードしていけるよう、様々な製品・技術を創出していきたいと考えています。
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