職種別クロストークcrosstalk営業×開発×設計×生産管理special

それぞれの専門性が重なり合い、ひとつの仕事が形になる。
星和電機で活躍する営業・生産管理・製品開発・技術開発の4名が、
普段なかなか伝え合えない想いとこだわりを語り合いました。

talk member

  • 営業
    S.N. 営業二課
    2015年入社
    経営学部卒

    東京支社勤務を経て関西支社に異動。エンドユーザーや工事業者、代理店へのソリューション営業、コンサルやゼネコンへの設計協力活動を行う。

  • 開発
    H.O. 技術開発課
    2017年入社
    理工学部
    機械システム工学卒

    産業用照明器具のLED電源装置の開発を担当。LED照明に新たな価値をもたらす技術開発に挑戦中。

  • 設計
    M.Y. 商品開発課
    2014年入社
    電子システム技術科卒

    産業用照明器具の受注品設計を経て、現在は製品開発を担当。お客様仕様に合わせたカスタム製品を手掛ける。

  • 生産管理
    M.A. 生産管理課
    2018年入社
    工学部卒

    キャリア採用として入社後、照明事業部の生産管理課に配属。特殊品の見積り作成業務や生産計画の作成、原価管理などを担当。

仕事をつなぐ、それぞれの役割

S.N.
私は営業として、常にお客様のニーズに合った製品を提案することを心掛けています。営業目線で「こんな製品があったらいいのに」と勝手ながら思う時があるのですが、開発や生産の現場はどのような流れで仕事をしていますか?生産管理のM.A.さんとは毎日のようにやりとりしていて想像はつくのですが。
M.A.
はい。S.N.さんとは常にやりとりがありますね。私は生産管理として、営業の皆さんと納期やコストの調整を行いながら、生産の流れをスムーズに進める役割を担っています。開発部門とも連携が多く、日程調整や技術的な相談をすることもあります。特にH.O.さんの部署は、開発期間が数か月から年単位に及ぶので、連携は欠かせませんね。
H.O.
私はLED照明に新たな機能を付加したり、最新技術を取り入れて付加価値を高める装置を開発したりしています。その技術をどう製品に組み込むかは、M.Y.さんの設計チームが手がけてくれます。
M.Y.
そうですね。私は入社当初は営業さんが持ち帰ったお客様の要望を基に製品を設計していました。今は技術開発の成果を活かしながら、新しい照明製品を生み出していくのが仕事です。でも、お客様の要望ってけっこうハードル高いですよね。
S.N.
おっしゃる通りです。「こんな機能、つけられませんか?」って言われたときは実際に作るのは大変だろうなって思いながらも、営業としてお客様のニーズに応えたいという思いも強くあって・・・。
H.O.
大変ですけど、その要望が次の製品のヒントになることもあるので、ありがたいですよ。
S.N.
そう言われると、うちの開発者はその考えは確かに持っているように感じます。おかげでお客様に自信を持って製品を届けられるので感謝しています。
M.A.
営業の皆さんがお客様から新たな要望を引き出してくれて、そういった機会が生まれているので、こちらこそ感謝しています。これからもよろしくお願いします。

助け合いが生む信頼関係

S.N.
入社してから最も印象的だったのは、コロナ禍で全国的に納期遅延が発生した時ですね。お客様からの急な調整依頼があちこちで起こる中、M.A.さんが所属する生産管理チームが迅速に生産スケジュールを調整してくれました。その調整での優先順位のつけ方が見事で、「もう納期調整はさすがにお願いできない。」というギリギリのラインで何度も乗り切ることができました。
M.A.
あの時は本当に大変でしたね。でも営業の皆さんが現場の状況をリアルタイムで伝えてくれたので、こちらも優先順位をつけて対応できました。
H.O.
生産管理の皆さんは、部品の情報を細かく把握されているので、技術開発の視点から見ても頼りになります。
M.A.
こちらこそH.O.さんが法改正の際、現行製品ごとに適応させるための細かな対応をしてくれて助かりました。M.Y.さんは製品知識がとにかく豊富なので、困ったときはすぐ連絡しますね。
H.O.
私も開発上の相談があるときは、真っ先にM.Y.さんに連絡します。
S.N.
私も同じです。
M.Y.
頼られるのはうれしいですね。私こそH.O.さんがいなければ電源は作れないし、M.A.さんがいないと生産計画は立てられない。そしてS.N.さんがいなければ製品は売れません。本当に皆さんに助けてもらっています。
H.O.
助け合う空気感があるので、社内の雰囲気もいいですよね。入社時、工場見学した時に「自分に合っているな」と直感で思いました。
S.N.
私が入社を決めた理由も、当時の人事の方が気さくに話しかけてくれたからです。星和電機は人間関係が良く、それが風通しの良さにつながっていると思いますね。

挑戦の先に広がる未来

S.N.
営業職としてやりがいを感じるのは、お客様に会社名だけでなく自分の名前を覚えてもらえることです。その関係性が競合他社との差別化につながるのは営業ならではの醍醐味です。あとは趣味のドライブ中に製品を目にすると誇らしい気持ちになりますね。技術職のみなさんはどうですか?
H.O.
仕事で関わったものを普段の生活で目にすると、嬉しいですよね。あとはモノづくりをする中で協力業者さんとのやり取りで新しい知識を得て、次の製品づくりに活かします。難しい課題の際には険しい山を登っているような感覚ですが、登り切ったときの達成感はたまらなくて、また次の挑戦の原動力になりますね。
M.Y.
私はお客様ごとに異なる要望に応える創意工夫がクリエイティブで、やりがいを感じます。お客様の声や各部門の意見を取り入れて、現行製品をより良く改善していく過程が楽しいです。その中で「誰かのために良いものづくりをする」という信念が根底にある気がします。
H.O.
その信念は本当に大事だと思います。
S.N.
お客様目線に立ってくれているのは、営業としてはすごく助かります。
M.A.
生産管理は多くの部署と交流があるので、人脈が広がるのが魅力。あとは全体の流れを見ながら効率化を考えた施策が、成果につながったときは嬉しいですね。私は中途採用で人手が少ない時期に入社したので、一から仕組みを考えて成果が出せたときには達成感がありました。
M.Y.
社内での縁の下の力持ちって感じですね。
S.N.
あと、星和電機は自分のやりたいことを発信しやすい会社だと思います。私の上司も「失敗してこい!」と背中を押してくれるタイプで、若手でリーダーを任される機会も結構ありますよね。先輩や役職が上の方にも意見を伝えやすい風土があるのは、大きな魅力だと思います。

未来をつくる挑戦

S.N.
星和電機は創業80周年を迎えました。これから100年企業を目指して成長し続けるために、私は管理職・幹部候補としてさらに昇進し、責任ある立場として、仲間を引っ張っていける存在になりたいです。
H.O.
私は電気分野で「この人に相談すれば大丈夫」と今以上に信頼される存在になりたいですね。LED照明もどんどん高性能化が進んでいるため、他社に負けない付加価値の高い製品を開発し、お客様に満足していただけるよう努めます。
M.Y.
星和電機と聞いて、一般の方にもすぐにどんな会社かわかるようにしたいですね。現在は産業用が中心ですが、他方面への展開を増やして認知を広げていきたいです。そのためにも、看板製品となるような新しい製品を開発し、会社の顔をつくることが目標です。
M.A.
私の目標は・・・、ボーナスを増やすことです。利益が安定して右肩上がりになれば実現可能だと思いますし、生産管理の仕事を通じてそれに貢献できるよう頑張りたいですね。
一同
是非ともよろしくお願いします!